Posted 3月 24th, 2007 by kimura
前回はすっかりNikon賛歌のようだったが、私は今回のD40xで少しがっかりしているのだ。
つまり廉価版は600万画素と常識的で機能を「ないがしろ?」にしなかったD40を非常識?な価格で発売して、評価を受ける。そしてそのわずか3ヶ月後に上位機種として同じボディで1,000万画素のセンサーを搭載させD40xとして発売した真意が私にはよく判らない。別に売れているんだし、ライバルのKissが1,000万画素だから似たような価格で1,000万画素を投入したんだ、安い方が良ければ安い方を買えばよいのだしどーでも良いじゃない、って言うそんな迎合的ネット評論家も居るし!。けど、センサー在庫一掃の「ただのD40」に良心的メーカーの廉価特売の印象をユーザーにしっかり植え付け、センサー価格が安定した本命の1,000万画素で「本命D40x」を「後出し」登場させた、と私には見える!。本当に必要なのかどうかは別として、1,000万画素があれば最初からそちらを選択したユーザーを、後出しを知らずに600万画素を買わせた作戦だとすれば、決して頷けたものではない。

単品設計のKissはファインダーがチープで上位機種とも操作系が微妙に異なるも、全てのEFレンズが使用できる上バッテリーも中級機種30Dと兼用できるうえ、メディアもCF typeIIとレガシーかも知れないけど互換を重視している。D40(x)はD80とSDカードで兼用できると言っても、D200はメディアが、D2系とはバッテリーもメディアも別なのだ。そう言う違いを挙げれば、Nikonはどの機種の組み合わせをしても、ハード的に異なるものばかりである。D40(x)とD2Xsは全ての他の機種とバッテリーが異なるし、SDカードはD40(x)とD80しか互換性がない。「不滅のNikon Fマウント」互換性を死守してきたはずだが、D40(s)でついにモータ内蔵のAF-S, AF-Iレンズ以外のオートフォーカスを切り捨ててしまった。

繰り返すが、個人的にカメラとしてのD40(x)に関しての文句は殆ど無い。けど、切り捨てる要素に対する根拠や、高画質バージョンの売り方への潔さが「ニコン」のイメージに対して相当欠落しているのではないか。別に売れりゃ何でも良いんだと言うなら、もはやCanonとNikonは逆転してしまった様な気さえする。
ただ、最新レンズの発表内容を見ればNikonの方が気になる。しかし現在東京ビッグサイトで開催中のPIE 2007で発表された、SIGMA、TOKINA、TAMRONと言ったサードパーティの高機能交換レンズにかなり魅力的なものがあったし、純正以上にこれからもっと期待できそうな気がしてならない。
しっかしこれ(下から二段目の右側の画像)もリングライトなんですと!!ありえね?
Posted 3月 23rd, 2007 by kimura
Nikonの業績が好調らしい。特にデジタル一眼レフとしては破格のD40がブレイクしたようで、その「絶好調」のD40に更にD40xを追加 !?
D40の好調さは基本的に小型さと価格なのだろうが、ライバル?であるkissDXと比較して思うのはカメラとしてのわかりやすさではないかと思う。

私は何故かNikonとCanonの両方を所有しているが、実のところ常に低価格の機種には興味がある。今だから白状するが、私が所有していたフィルムカメラのEOSは、ほとんど全て最廉価機種だった<自爆。つまり機械というかカメラの持ち味としての「格差」や性能差にはほとんど興味が無く、もっぱら画角とその操作性と(ちょっぴり)画質だけ必要としていたのだった。だってほとんどオートで撮るし、連写なんかしないし。
しかしデジタルの時代になってその気になるチェックポイントが変化してしまい、レンズや自分のカメラ選びに大きく影響を与えてきた。以前はAFの技術はEOSが圧倒的だった。超音波レンズの素早く音もない動作は、他のメーカーには無い技術だった。そのうえ、手頃な価格と魅力的な画角で提供された様々なズームレンズ類。そう言うことで私はEOSユーザーになったのだ。特にF2.8で20mmからの広角ズームや、手ぶれ防止機能付き高倍率標準ズーム・望遠ズームは1990年頃には他に見あたらなかった(と思う)。仕事用のNikon以外、カメラにはあまり拘りはなかった(つもり)。そもそも、手頃な価格の24-50mmの広角ズームがペンタックス製だったとか、文字が入力できるデータバックが使えると言ってチノン(ペンタックスマウントだった)にある、と言う理由でカメラを買ったりしたのだから。そう言う時代の愛機は43-86ズームに超廉価機Nikon EMだった(えっへん←撃沈 ごぼごぼ)。
さて話を戻し、アマチュアの端くれの私でも判るファインダーの話をしよう。どんなに異論があろうともEOS-1Ds系のファインダーの見え方は最高だと思う(ピントが合わせやすいとか別にしても)。けれども、現実にあんなに大きく重く高価なカメラをホイホイ買える人はそう多くない。蛇足だが、現在使用中の30Dのファインダーは今イチ(トホホ)。
一方NikonのそれはD2系を除くと、悲惨と言うか手を抜いたと(言うか手が回らなかったと言う方が適切かもしてないが)言わざるを得なかった。基本的にNikonは銀鉛カメラのファインダーの流用でごまかしてきたんだから、D1、D100、D70ユーザーだった私が言うのだから本当だって!。けれどD200の登場以降、Nikonはカメラの何が大切であるか、決して手を抜いてはいけない事柄をようやく理解し始めたのではないかと思う(APS-c系のファインダーのベースがようやく完成した?)。
操作性の判りやすさもそうだし、手に取った時の馴染み、そしてファインダー。そう言う意味で、D80もD40も本当に良くできている。他のメーカーでのカメラで、ファインダーが良くできているのはPentax K10Dだと思う。パンケーキレンズを使ってみたいので興味を持ったK100Dはちょっと・・・。だから店頭で手にとって見た時のD40の感触は、「(全部)安くした」カメラではなく「高いカメラをほどよく安く仕上げた」カメラになっていた。
プロ&ハイアマチュア用・中級・初心者用と3つのクラスに分けると、それぞれが異なった操作系を与えられたCanonと、(かなり)統一されたNikonと言われる。そしてそれはファインダー一つ採っても明らかになった。そう言うことでも、D40はバッテリーの互換性(実はD200/D80系も)が問題だがEOS Kissより個人的に評価している。それと最近のCanon EFレンズには魅力的なものがないものまったく不満だし・・・。
Posted 2月 15th, 2007 by kimura

1/30に(個人向けに)発売されたWindows Vistaですが、ようやく搭載PCに出会えました。救歯会の木村博幸先生が、早速Pen4搭載のVaionote ZにVistaをインストールして見せてくれました(さすが、マニア。パソコンの大先生!)。実は当院で使用していたノートのOSが何故か動かなくなり、バックアップを個人的に取らなくてはならないシステムだったため、メーカー修理扱いになり、修理費見積もり¥10万近いと判り、追放処分の身分でありました。が、幸い救歯会で同型ノートパソコンを所有しているメンバーが二人いることに気づき、パソコンの師匠に尋ねたところ、「やってみましょう」と言うことで、どうせ不燃ゴミなので差し上げるから、経過報告してね、と言うことになっておりました<苦笑。既に2世代以上前のパソコンとなっておりましたが、当時最上級のスペックがかろうじて幸いし、どうやら作動するようです。残念ながらGPUとメモリが現在の標準からすれば条件が悪いため、「売り」のエアロは作動しないのですが・・・。
そして今日、介護保険審査会の前の空き時間に、ヤマダ電機で少しいじってきました。その結果、VistaはXPとは似ているけど別物だと言うこと、どちらかというとMac OSXにかなり近い感じあると言うことです。マスター木村博幸に言わせると、極めて「鬱陶しい」そうです<笑。
Posted 2月 12th, 2007 by kimura

冷たい北風がやや強かったせいか、富士山がはっきりと千葉から見えたし、対岸の三浦半島から横浜までしっかりと見渡せるのは凄い!でもこの、まるでドラクエで登場する迷路みたいな富津岬展望台の画像などほとんど全てが使い物にならないのは、な?ぜだ?あ?っ?カメラも、CFも全ていつも仕事で使っているものなのに・・・。全く訳わからん!。SSでチェックをしないと。久々の18-200mmの登場だったのにぃ!
くっそ?ぉ!、かなり頭に来てます。
あんまりにも悔しいので、息子さんが撮ってくれた「いつもの」30Dでの画像をご紹介して、ふて寝します<泣。いったい何年ぶりだろう?、生の蒸気機関車を見るのは・・・。


Posted 2月 11th, 2007 by kimura
Blogの為ではないのだが、でもぜひBlogでご披露したいと考えていたのです。でも・・・

今日は珍しく早起きして、某所へお出かけをしました。しかも試験休みの息子が同行と言うのに・・・。
普段仕事用の高級仕様のカメラとレンズを持ち出したのに、帰ってPCに接続して愕然!なんとファイルが壊れていてプレビュー出来ないのですよ・・・120ショットも!!。なんてことだ・・・D200のバカ!(爆泣)。そもそも、キヤノンに手ぶれ防止機能付きの18-200レンズがないのがいけない!シグマよ、早く製品化(Photokinaで発表済み)してくれ?

SIGMA マクロ70mm、って以前より気になっているのですが、いったいどーなんでしょう??Tamronのマクロ90mmとの差が知りたいものです。
Posted 2月 1st, 2007 by kimura
昨日のITmedia Newsを見てびっくり!激安「PC-SUCCESS」が破産。

このニュースを見て思い出したのは、「ステップ」の破産です。もうそんなことご記憶のある方はいらっしゃらないでしょうが、「ステップ」と言うのは1990年ごろ浦安にあった家電の安売りのお店で、当時店舗というより倉庫そのままの斬新(?)さで余計な経費をすべで削除し雑誌の広告からの電話通販と店頭の現金販売、そんな店でした。当時AV(アダルトビデオではないので悪しからず)界は高画質にばく進中で、ちょうどEDベータやS-VHSが登場した頃、高額な機器の相次ぐ登場に対してそれまでは考えられなかったような衝撃的な価格を提示するこういう現金問屋(?)の登場で、市場が変化した時代でもあった様です。やがて家電が一段落すると、パソコンへ文字通りステップアップした「ステップ」は富里の郊外に倉庫兼ショップ(ちょうど今のユニクロみたいな店舗と考えて頂くと良いでしょう)など、膨張していったのですけれど、数年後高度成長した「ステップ」が不当たりを出し破産したのは、ある意味予測されましたが、それはそれで衝撃的でもありました。
実は昨年末機材の拡充に様々な小備品を購入しましたが、そのいくつかをこのPC-SUCCESSで購入しました。価格比較サイト、つまりは価格.comで検討した結果でして、具体的にはSDカード・メモリースティックとカード・リーダーです。え?何故メモリースティックか?その理由はまたいづれ・・・<苦笑。ただ、こういう現金問屋にしては、出荷までのレスポンスが若干遅かったのも気になったところですが、同時に他に発注していた商品の到着も同等かそれより遅いものもありましたので、年末のせいだと思ってました。それと以前にこの店を利用した経験があったのであまり心配はしていなかったのですが、価格.comの店舗評価が想像以上に悪かったのは気になっておりました。
本当に変な世の中です。景気がちっとも良くなったとは思えませんよ。妙なところばかりにお金が集まっているんじゃないの?(ぼそっ)
Posted 1月 6th, 2007 by kimura
今日の話は実際には困っていないのだが、多分もうすぐ困るだろうさてどーしよう、と言う話である。

現在使用中の私の2台のパソコンにはいづれもトラックボールを接続してある。決してマウスを使わない訳ではないのだが、なぜかトラックボールが好き。最初に買ったトラックボールはケンジントンだったが、最新のはOSの問題もあって知らないが、過去にはいろいろ買い込んでみて試した。特にデザインが気に入って買ったのがロジテックのTrackMan Marble FX(上)だ。基本的にDOS/Vパソコン用なので、PS/2端子をPS/2-USBアダプタで接続してみたが動作せず捨ててあった、という曰く付きである。幸いレセコンがレガシーコネクタを装備していたため、復活している。現在置き場所が不足しているため、ちょっと困ったことになっている。ワイヤレスマウスを導入する事も考えているのだが、現在の機能的には満足している。

もう一方のMacには現在ディスコンの、マイクロソフトのTrackBall Explorer1.0の2代目(上)を接続している。既に1台使いつぶしている(苦笑)のだが、ロジテックに比べ手のひらに当たる部分が痛くなり困っている。だが、OS10.4で全てのボタンが作動するトラックボールがマイクロソフトに存在しない現在、買い換えの選択に困っている。順当ならばロジテックのCordless Optical TrackManなんだろうが、OSXでのマルチボタンをサポートしていない。なぜだああぁっ!

Posted 1月 5th, 2007 by kimura
今日から仕事。貧乏人は働かないと暮らしてゆけないのです。なまりきった身体と頭を動かし、頑張らねば。
年が明けて、いきなり面白いニュースが入ってきました。富士フィルムのデジカメが、xDピクチャーカードとSDカードの両方を一つのスロットルで使用できる機種登場!。ご存じのようにxDピクチャーカードを採用するメーカーは、オリンパスと富士フイルムで、それぞれの(プロ用?)高級機にはCFカードも併用して使えるようにはなっていましたが、オリンパスはオリンパスなりに、富士は富士なりにいろいろ面白い特徴を持っています。一例を挙げれば水中ケースを豊富にラインアップしているのはオリンパスがダントツだし、富士のハニカムは高ISO撮影に優れているとのこと。これらの特徴ある機種がいまひとつだった理由は、採用されている記録メディアが大きな障害だった事実です。けれども新機種からはその障壁が無くなったのですから、選択肢が増えて結構面白い。プロ用(?レガシーメディア??)としてCFカードはまだしばらく残るとしても(苦笑)、いよいよSDカードに集約してゆくみたいです。残った独自規格を守護するオリンパスとSONYの新機種が楽しみです。

個人的に縁の無いSuperCDとHD対応メディアですが(爆)、LGは予告通りBlu-rayとHD DVDの両メディアを再生できるプレーヤーを発表するようです。どちらも高価なメディアですし、地デジも視ていない私には遠い世界ですぅ(号泣)。
(追記)
両方式のディスクを再生できるプレーヤーの開発がニュースされたとたんに、ワーナーが両方のプレーヤーで再生できる「Total HD」ディスクを発表するようだ。まあ、どちらにせよ直接自分には関係のないことだが、要はディスクも再生機も両方式をカバーできるようになる方向にある、ということらしい。となると、個人使用のHD規格記録に何を選ぶかと言うことになるようだ。