SONYの戦略(1)

Posted 7月 21st, 2005 by kimura No Comments

  7/19のプレスリリースに依れば、ソニーはコニカミノルタとレンズ交換式デジタル一眼レフの共同開発に合意した。
 これにより、コニカミノルタからは交換レンズのαマウント規格とCCDシフト方式の手ぶれ補正機能およびAF/AE技術を、ソニーからはニコンへも供給している国内有数のCCD開発技術および「スタミナ」省電力技術に加え得意の超小型電子回路技術が活用される可能性が高い。
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 このニュースから私が考えることは、現在のデジタル一眼レフ市場は、キャノン・ニコン二大勢力により寡占状態にあり、オリンパス・コニカミノルタはかなりの減益による戦略の見直しを迫られている。一方コンパクトタイプ・デジタルカメラの分野では、商品はもはや目新しさに於いて限界を迎えつつある。高画質競争はもはや800万画素と一眼レフのそれを追い越してしまい、手ぶれ補正か高ISO機能、そして動画機能とありとあらゆる機能を搭載しつくした感がある。従ってこの市場も飽和状態となり、CCD供給メーカーであるソニーとしては新たな市場の開発に着手する必要が迫られたのだろう。
(付)デジカメジンの掲示板よりの情報で、αシリーズのズームはほとんどがタムロンのOEMで、そのタムロンはソニーが12%以上の株を保有。現在OEMでソニー富士フイルムのレンズを開発供給しているとのこと。
 ここで考察をしたいのだが、まずセンサーメーカーとしてのソニーの立場を考えると、現在のニコンをはじめとするキヤノン以外の主要デジタル一眼レフのセンサーを供給している立場もある。しかしここで、富士フイルムという存在が見え隠れする。デジタル一眼レフカメラの黎明期に、ニコンは富士フイルムと共同開発していたと言う経緯があるし、現在もFinepix S3ProのボディはD70系のものである。つまりセンサーメーカーとして、コンパクトタイプ・デジタルカメラ領域でライバル?である富士フィルムに対向する意味でも、またCCDセンサーを供給している領域を拡大する意味でも、ニコン以外のメーカーと手を組み共同開発することにより、より大きなシェアを獲得しようと考えたのではないか。
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 次に記録用メモリーとしての立場から、ソニーはかつて家庭用ビデオでそう(ベータ規格)だったように世界で唯一メモリースティックを採用するメーカーでもある。現在の市場では、プロ用&大容量はマイクロドライブに代表される小型ハードディスクとコンパクトフラッシュ、コンパクトタイプ・デジタルカメラではSDメモリーカードが主流になっている。そのSDカードでさえ、最近のデジタル一眼レフのエントリー機に採用する動きがある、となればますますメモリースティックはベータ規格の二の舞になりつつあるのだ。ソニーファンであればこそ、高価でしかも少数派のメモリースティックを容認してきたはずで(過去のソニーファンの立場からすればそうだ)、それが上位機種に使えないとなれば、もはや市場から消えていってもおかしくないであろう。そう言う意味で、是非エントリー機にも上位機種にもメモリースティックが使えることを一つのアピールとして使うことを切望したのだろう。
 最後にデジタル一眼レフにおける他社の戦略を簡単に見ると、もはや一人勝ちのキヤノンに関してはレンズは当然のこと、センサーまで自社開発しているメリットは当分動かない。一方ニコンは自社開発のLB-CASTが思わぬトラブルで、結局ソニーのCCDに頼ることになったし、KissD(N)対策でD50を投入したは良いが、(恐らくそれよりも廉価な機種も存在するであろうが)会社の規模もあり次の一手(D100後継機)に手が回らない可能性が高いと見る。そう言う意味で、キヤノンの後塵を拝することは残念ながら当分避けられないだろう。ペンタックスは小型化の独自路線を行ってるが、ニコン同様次の一手が難しい。普通に考えるならLXばりの高級カメラだが、体力的に望めないことは明白である。4/3規格で旗を振ったは良いが案の定誰も乗ってこなかったオリンパスは、かろうじて松下が共同開発に手を挙げた。しかし、小型化出来るはずのカメラボディが不要に肥満化したまま、魅力のないデザインと開発速度ではもはや誰も見向きもしなくなってしまう恐れがある。まあ、銀鉛の時代でもハーフ版はマイナーであったと言えばそれまでだし、OMの人気があったのも小型高性能+ニッチ分野へのシステム展開という企業の得意分野を生かせたからだが、小型でもなく、安くもない、しかもシステム展開も遅いんでは、いくら革新的なゴミ取り機能があってもそれだけだがから、生きる道が無くなるのも仕方ないかも知れない。コニカミノルタの売りはCCDシフト方式の手ぶれ補正機能だが、残念ながら開発が遅すぎだ。
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 散々苦言を述べたが、店頭でそれぞれのカメラを実際に手にとって見て覗いてシャッターを切ってみて欲しい。私のような素人でも、それぞれのカメラの特徴長所短所が感じることが出来る。特にキヤノン(1Dシリーズは別)・ニコン以外のカメラのファインダーの見やすさ・大きさは極めて良心的である。
 

無駄遣いの原点

Posted 7月 19th, 2005 by kimura No Comments

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 またくだらないことで、散財だぁ?<とほほ。
まあ、一杯やりながらネットサーフ&ながらテレビ、ってのが元凶なのだが・・・。
 だいたい、変な時に休日なんてあるのがいけない。全く予定がないもんだから、調子に乗って夜遅くまでゴルフの生中継を見ながら、某掲示板に書き込んでいて・・・、ついキーボードの手前に置いてあった缶チューハイがちょっちこぼれて(自爆)・・・とうとう、キーボードが不調に! 仕方なく手持ちのものを繋げてみたのですが、どうも具合が良くない。以前からちょっと不満だったこともあったので、昼休みにYodobashiに飛んでいって早速GET。現時点で机が狭いので、純正キーボードが意外にも良いのですよ。私の場合は数字も独立して欲しいんで・・・あ?あ、全くしょうもない!
 しかし、今回のThe OpenのTiger Woods凄かった。もうダントツの強さ。
毎年思うんですがあんなコース、私にはもうあり得ない。ただでゴルフって計算できないのに、それさえ否定するコース。なんで、あんな所でプレーしたいと思うんだか?ねえ、マルちゃん!
 で一言言いたいんだけど、選手がプレーしている時にくだらない話・蘊蓄をたれるなよ、解説者とアナウンサー。特にテレビ朝日は解説者の選択に最初から間違っていると思うの。私の友人でもソイツを良く言う話は皆無。ネット掲示板でもアマチュアがプロの解説をしているのはおかしいとか、批判はものすごい。To張show、オマエのことだよ!!<激怒 一方GOLFチャンネルの方はアナウンサーの土居がやかましい。そう言う意味では、うるさ過ぎず広い視野からの解説をするという点では、NHK BSのメンツが流石と思わせます。
 
ついでに、いよいよ梅雨明けのようなので、デザインもちょっと衣替えで<wink!

Macユーザー

Posted 6月 27th, 2005 by kimura No Comments

 昨日は日本歯科医師会主催、生涯研修セミナーが千葉県歯科医師会館で開催された。今年より、県単位ではなく、全国をブロックで分け、開催地を決めその他の県には講演ダイジェスト版であるDVDを配布すると言うことになった。確かに講師の負担も減るし、各県の学術委員/生涯研修委員の負担も減るであろう。テーマは「メインテナンスを考える」ということで、講演順に内山茂先生、北川原健先生、鈴木尚先生だった。
 驚くべき事は、3先生ともお持ちになったパソコンが全てMacだったと言うことだ。
少々唐突過ぎる話題なので、若干解説しましょう・・・ 
 実はこの事実の前に、Mactelの話があったのだが、柏の今村先生が「東歯ってMac(使う先生)多いよね」と言う話があった。私としてはそうとも思えないし、むしろ実際は金子一芳先生に影響を受けた人たちのほとんどが、Macユーザーなんだろうと思っている。だから東歯だからと言ってMacユーザーが多いなんてあまり感じていないの。そもそも内山先生と北川原先生は医科歯科大だし、鈴木先生は日大でしょう。
 私が属するこの委員会でも、メインマシンはMacだがと言う先生は二人。でも林先生は明海大だし、佐藤先生は日歯大。だが、どちらもモバイルはVAIOノートだ。
 話題が少しそれるが、当委員会で持ち込まれるノートパソコンは、VAIOノートが3名、富士通LOOXSが2名、DynabookとPowerBook(私)が1名づつ。残りのお二人はパソコン嫌い派<笑。救歯会ではVaioノートが大勢力でThnikPad派とPowerBook/iBookユーザーが拮抗している感じですな。いずれにせよVAIOノート強し!ってな感じです。

買い控え?Mactelの話題続き?

Posted 6月 25th, 2005 by kimura No Comments

 既に私的には大ニュースのAppleのIntel CPU採用だが、困っていることもある。アルバイト先のパソコンの件だ。ここでは当院で使用しなくなったiMacG3を使用していたのだが、その代替えにかなり悩んでいる。
(↓今は亡き初代型iMacG3 DV。意外にHDDとブラウン管のうなりがうるさかった。それにファンレスなので熱がこもって・・・)
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 デザインもさることながら、当時としてはかなり使えたパソコンだが、OS9ということもありメインマシンとの整合性に問題が起こり始めた。幸い再就職先が決まっていたので、処分は問題なかったのだが代わりが決まらない。実は1ヶ月前まではiMacG5で決まっていたし、アップデートされてBluetoothも内蔵され、割引無しのBTOで購入しなくても良くなったと喜んでいたばかりだった。
  Windowsが使えることが果たしてMacユーザーに有利かと言えば、私はYesと答える。そもそもパソコン機器はWindowsの使用が基本でMacをサポートしている方が少ない、と言うか良心的な企業だけがMacユーザーにも目をかけてくれていると言うのが現状なのだ。ここでは、特に冷たい企業としてはCanonを筆頭に記載しておく。ここの複合機は全てMac非対応であるため、矢田は好きだが興味はなくなった(自爆)。現在最も注目しているのはHPである。
 さて本題にもどり、現状でモバイル用に使っているPowerBookを代用しているが、画像を扱うことや画面の大きさを考えるとやはり役不足。むしろiBookの方が安く高性能だったりするわけだが、あのデザインはどうも好きになれない。Mac miniもここではかえって場所の確保とケーブルの取り回しに困るだけ、ましてやPower Macなど置けるスペースなどないのだ。したがってモニター一体型のiMacが最適なのだが、何故か躊躇している。例えば安価だと言われているMac miniだがモニターと周辺機器を一緒に購入すれば、17″は到底ムリとしても15″のPowerBookG4とあまり変わらぬ価格に跳ね上がってしまうのである。余っているモニターを持ってゆくにせよ、新しいPowerBookを買う気には何故かならない。来年になればMactelノートが登場するからでもある。まあ、製品が落ち着くまでには1?2年はかかるだろうが・・・。
 
 さて、6/24付けのAPPLE LINKAGE によれば最初のMactelがiMacとMac miniであると、Macworld UKで掲載されたアナリストの予測を掲載している。しかし私は現在G5のiMacには搭載されないと見ている。他の予測にもあったが、おそらく現在G4チップが搭載され64-bitOSを完全にサポートしなくてもまだかまわないノートとMac miniであろうと。そして来年以降に登場する新しいIntelチップにより、64-bitに十分対応できるMactelが登場すると思うのだ。
 さて、来年まで待つかと言えば、モバイル用ノートは待つ!つもりだ<笑。だが、さしあたってのこの事態、やはり待てそうもない。従って、9月にアップデートを予測されているiBookを睨みながら、やっぱりiMacG5が順当なところなんだろうな?。あーだ、こーだ書き連ねて、結局これかい?って情けない突っ込みをする自分(泣)。
 

デジタル化の功罪(2)

Posted 6月 24th, 2005 by kimura No Comments

 救歯会のメンバーの間では、X線設備のデジタル化が静かな話題となっている。移転を予定している会員、開業・改装を予定している会員など、当然設備機材の新規購入または入れ替えを必要としているわけだ。
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 X線設備のデジタル化にはいろいろなメリットがある。
 第一に線量の低減が挙げられよう。最大1/10とまで言われているが、たとえそこまで低減されなくとも、数%でも低減される方が望ましいのは放射線防護の立場から視れば明らかなことだ。現在新規開業をはじめ新たにレントゲン装置を設置する場合には、防護壁を備えた専用の部屋が必要となるが、線量の極めて少ない口内法用のデジタル機器に関しては、天井など完全に遮蔽しなくても十分防護出来れば認可も可能な場合があると聞く。
 第二は廃棄物の低減である。基本的にレントゲンフィルム(フィルム本体・パッケージ・口内法の場合は鉛・断層撮影の場合は増感紙&カセッテ)、そして現像・定着液。これら廃液など全ては産業廃棄物として専門の業者に有料で回収を依頼しなくてはならない。
 第三は現像設備で、医院によっては専用の現像室が設備されていることもあろうが、私の感覚では自動現像機を使用されている方が多数派であろう。この管理・清掃も手間がかかる。現像室の壁や排水および換気扇に相当の腐食が生じるのもある意味仕方がないことでもある。
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蛇足だが、当院では口内法の撮影済みフィルムを小型デジカメで撮影し、テレビで拡大投影し診断・説明用に使用しているが、この半年どうもテレビの調子がおかしい。カードを読み取らないのだ。いろいろ考えたのだがわからずにいた。ただ、読み取りが悪い。接点がおかしいのか?と言うことで、どうもPCカードアダプタの接触不良らしいのだが、・・・!実は定着済みで持ち込んでいる環境が悪かったらしく、定着液の影響でスタンドのそばに常駐しておいたPCカードアダプタの接点が腐食してしまったようなのだ<泣。うかつなことだが、それほどこれら薬液の影響があるとは想像もしなかった。
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 その他にもいろいろあろうが、これらは全てデジタル化により改善されることが多い項目である。
 レントゲン撮影のデジタル化には、現在フィルムをイメージングプレートに置き換えそれを専用スキャナーに読み取りデジタルデータ化する方法とCCDセンサーにより直接デジタルデータへ変換する方法とがある。どちらも似たような価格だが、汎用性から言えば前者が有利で、画質では後者が有利と聞く。まあ、私のように現像済みフィルムをデジカメで撮影して取り込むというのも方法論としては有りなのだが、いわゆるデジタルレントゲンという話ではないようだ。
 ところがこのデジタル化、とても良さそうに思えるのだが実は大きな落とし穴がいくつかある。
 まず第一はデジタル化するための専用設備が必要であるという点。特に昨今はユニットにモニターを設置して、レセプト出力の可能なカルテソフトと共にこれらデジタルレントゲン・データを表示させるのがトレンドだ。つまりユニット分のパソコンとモニターを揃え、サーバーを別に設置する必要がある。と言うことは、撮影にも閲覧にも、システム自体を起動させなくてはならない。また、特にCCDセンサーの場合は取りあえず撮影だけして・・・と言うわけにはいかない。実は産業廃棄物でもある撮影済みフィルムはこの上ない利便性を兼ね備えている事に気づく。カバンやファイルからおもむろに取り出して照明にかざしながら?なんていう技はムリになる事を覚悟しなくてはならない。その代わり、ノートパソコンに予めデータを入れておき・・・という事が必要になる。ただし、前述のカルテソフトがノートパソコンで持ち出し可能なのかは私は知らない。と、なれば画像データのみを抽出する手間もかかると・・・。
この項目には機材の設置と費用という点も挙げておこう。
 第二は画質の問題である。これは医科領域でも相当問題になっているようだが、基本的に解像度の問題でセンサー側とモニター側とそれぞれにあるようだ。
  例えば医科領域で有名なDomeの縦型GrayモニターC5i、文字通りグレースケールのみの表示で2,560×2,048pixelsもの解像度をもつ。しかし、これとてフィルムの解像度に到達していないとの評価である。ちなみに価格はEpinions.comというサイトでなんと$12,958.00!(単純に換算して\140万以上・・・もはや30″CinemaDisplayの比ではない)

デジタル化の功罪(1)

Posted 6月 17th, 2005 by kimura No Comments

 現在、私は千葉県歯科医師会の某委員会に属している。また、救歯会という勉強会の会員であり、僭越ながら今年は座長を命ぜられている。さらに大学の研究室のOB会の幹事にもなってしまっている。特に最初の県歯の委員会での資料は気が遠くなりそうな量があり、およそ3ヶ月に2回ほどの委員会では前回資料をも含む膨大な紙資料が配付される。
 昨年後半から、資料のあまりの多さと管理に行き詰まり、ペーパーレス化を試みている。と言っても手作業でフラットベッド・スキャナーで書類をPDF化しているに過ぎないのだが・・・。
 まず良かった点だが、多くの資料、特に量が多ければなおさらだし、さらに過去の資料を見つけ出す時にその威力を見せる。ファイルの容量もわずかなので、外部接続用のHDDでなくとも、容量の少ないノートパソコンの内蔵HDDでも事足りるのが素晴らし。
 一方、弱点としては第一にパソコンがないと全く意味をなさないばかりか、起動していて初めて役に立つという点だ。これは常に起動状態にあらねばならないので、ノートパソコンにとって極めて辛い問題となる。更にAcrobatなどの専用ソフトの起動条件も必要条件となるが、Adobeの戦略であろうが、PDFファイルがOSのデフォルトのソフトで閲覧できるようになるそうだが・・・。さらにスキャナーに取り込む手間も面倒だ。根本的にパソコンで作製されているのだから、二度手間ばかりでなく全く無駄の集まりだ。現在ADF内蔵のオールインワン・プリンターを導入を検討中である。

10GB MicroDrive

Posted 6月 16th, 2005 by kimura No Comments

 東北大学電気通信研究所 は、商品名MicroDriveと呼ばれる1インチサイズのHDDの容量10GBの試作に成功した。現在の最高容量である、日立6GB/Seagateの8GBを越えて138 Gbits/inch2の世界最高記録密度となった。
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(元の画像から、職業柄爪が伸びているのは汚らしいのでカットして使用しております。悪しからずに)
このプロジェクトは1Tbits/inch2を目標にしているため、単純計算で約7倍の70GBが目標値となる。もちろん消費電力の問題があるだろうが、デジカメだろうがノートパソコンだろうがPDAだろうがケータイだろうが恐ろしい記憶容量が、しかも容易に取り外しして交換できることになる。
 こうなるとMac miniどころではなく、まさにモバイルPCならぬ超とは言えないがminiを越えた小型PCが実現することになる。もちろん価格と消費電力次第だが、モバイルタイプにはタイプIIのCFスロットルがあれば交換自由だ。

続)Intel Mac

Posted 6月 8th, 2005 by kimura No Comments

 私的にはもう期待値十分なニュースだったが、その方面の各コラムを読むと、Appleは当に背水の陣だったようだ。新しいIntel Macともいくべき新しいMacに期待をかけたいのだが、その中でもLeopardとLonghornデュアルブートという可能性に個人的にもっとも惹かれる。
 仕事(とわざわざ言わなくても、バレバレか?)仲間も含めて、Macを使っている人は少数派である。ましてや仕事を離れればMacユーザーを見つけるのが不可能なくらいである。なぜMacなの?に対しての明確な回答はできないが、まずそのインターフェイスの取り組みやすさが真っ先に挙げられよう。で、次がデザインかな・・・。そして様々な、かなり文句もあるけど(気に入って使っているものに.Macに連動させたiCalなどの)「おもてなし」ソフトも魅力的なものがある(多いとは言わないよ)。だから安価で動作が速く他との互換性にも有利だろうから、PhotoshopやOfficeなどはWindows用を使うことになるだろうけれど、ベースのソフトは従来のものを引き継ぐだろう。たとえLonghornが限りなくLeopardに近くなろうが・・・。そんな魅力をMacは持っていると言わざるを得ないとしか言えない。もう宗教化しているのかもしれない<大汗。
 別に布教活動を行おうなんて決して思わないけど、これなら家族用に買い増してもみんなが満足できるもんね。って、不満を言っているのは、実は絶対少数派のオヤジだけだったりして・・・

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