S川F樹の亡霊2

Posted 6月 25th, 2013 by kimura Comments Off

 オーディオ業界は、Mark Levinsonがある意味ブレークスルーになって、一部の超高額機器のインフレが現在まで延々と続いている。実に羨ましいと言うか驚くべき事である。それまでは¥100万と言うのがある意味リミッターだった。

 最近、ネットや某月刊誌・季刊誌面に、もう既に鬼籍に入っている人の名が頻繁に見受けられる。多くのスター(?)評論家が健筆を振るった時代は、その手の多くの誌面を埋めつくしていた。それぞれが独自(身勝手とも言う)の主義主張や音楽観を披露しつつ何故か決して排他的でもなく、多くの購読者を魅了した。だがそれから40年、今や数名を残すばかり。

 昨晩書店で復刻?されたS川氏の本を立ち読みしたが、S誌の様に不快になるかと思いきや実は正直相当「懐かしかった!」。だが購入する価値があったかとういうと、全く無い!。
 裕福だったのだろう。グッドマンからロジャース、アルテック、タンノイ、JBLマルチとほとんど手当たり次第だった彼、晩年はJBLモニターとマークレビンソンに。

 偶然か、先日五味康祐の復刻文庫を読んだばかり。さすがの文筆家五味康祐の快刀乱麻の文章と経験値はいまだ魅了される。これに比べれば、「オーディオ評論家」は皆軽薄である。しかし(秘密裏に?)アメリカから直に入手していた五味康祐は、マークレビンソンの彼の価格が倍だった(五味康祐は個人輸入していた!)のにかなり腹を立てていた。

 高額輸入車をみても、日本は高額信仰が健在なのだ。

 JBLモニターとBBCモニターを併用していた時期のS川F樹は決して嫌いではない。何故なら、先日廃棄処分したJBLは彼の文章に納得していたからに他ならない。

My British Pops 1967-1975 100 BEST SONGS

Posted 6月 22nd, 2013 by kimura Comments Off

  
 衝撃的なことは、中学時代、夜〜深夜放送のポップス番組に夢中になった多くのアーチストが、アメリカだとばかり思っていたのに実はヨーロッパでその殆どがイギリス人だった。洋楽=アメリカという何ら根拠のない思い込みがあったのだ。

  「レコード・コレクターズ 7月号」のトラックバックであるが、この月刊誌、今まで殆ど購入したことも立ち読みしたこともない。

 
 だから「英国ポップ」に目が留まったのだが、私にとって¥800の価値は全然無かった・・・OTL。

 当時はよほどでなければロックもポップスもブラックもイージーリスニングも、ジャズとクラシック、邦楽を除けばほとんど「洋楽」の一括りだった。

ついでに(^^ゞこれが私の、英国ロック / ポップ 1967〜1975年シングルBest30だ。

Love Grows (Where My Rosemary Goes) / Edison Lighthouse
It’s Up To You Petula / Edison Lighthouse
Melanie Makes Me Smile / Tony Burrows
My Baby Loves Lovin’ / White Plains
Sky High / Jigsaw

Sugar Baby Love / The Rubettes
Liverpool Hello / Capricorn
Yellow Liver / Cristie
Hitch’n A Ride / Vanity Fair
Girl, You’ll Be A Woman Soon / Cliff Richard

Daughter Of Darkness / Tom Jones
Love Me With All your Heart / Engelbert Humperdinck
Melody Fair / The Bee Gees
Ooh I Do / Lynsey De Paul
Your Song / Elton John

A White Shade Of Pale / Procol Harum
Morning Has Broken / Cat Stevens
Alone Again (Naturally) / Gilbert O’Sullivan
Saturday Night / Bay City Rollers
Bye Bye Baby / Bay City Rollers

I’m Not In Love / 10cc
A Horse With No Name / America
Nutrocker / Emerson Lake & Palrmer
Happy Xmas(War Is Over) / John & Yoko ,The Plastic Ono Band
Let It Be / The Beatles

My Sweet Lord / George Harrison
Another Day / Paul McCartney
Photograph / Ringo Star
Hey Jude / The Beatles
Get Back / The Beatles

微妙なタイミング

Posted 6月 19th, 2013 by kimura Comments Off

 日曜日にはCD-R読み込みのため、ディスクドライブが必要。ところがMacBook AirにはUltrabook同様光学ドライブが内蔵されない。Bluray非対応である純正のSuperDriveは息子に譲ってしまったため、仕方なく予定どおり(爆)入手することに。どうせこの先Appleは光学ドライブを非内蔵にして行くのだろうし、予算が付けば買い替えたいiMacでさえ搭載されなくなってしまったのだし。
 
 USB3.0のものが良かったのだが、Mac用でデザインに拘ると選択肢が限られてしまう。無骨なI-O製品や水牛社製品もCPの点では好ましかったのだが・・・…>_< …。

 恐らく(しかもまもなく!)このUSB3.0仕様が登場するはずで、全くもってタイミングが良くないなぁ<苦笑。
 だがこれでBlurayがMacでも視られる(∩.∩)。
 
 

ヤフオク・ノーベルファルマ

Posted 6月 11th, 2013 by kimura Comments Off

 Yahoo!オークション改めw、ヤフオク!に珍しい器材が出品されている。

 勝手に画像を拝借していますm(__)m。

 思い返せば、奇妙な器材を法外な値段で売りつけていたメーカーだった(いや、このメーカー「も」!<(-_-メ))。
 この「トルクコントローラー」も、その気になれば既存の器材でなしえた機能だろう!。当時注水機構を持たないモーターDEC100一式が忘れもしない¥120万(当然ライト無し、現在も当院で生息中<汗)、更に当初排他的な売り方をされたこの下画像の下の機器が¥60万程度でその後ドリリングも出来る別のハンドピースとコントローラー(下の画像の上の機器)で合計¥150万程度だったと記憶している。そういう意味では途方も無い悪しき慣例を作った歴史に名を残すメーカーの一つである(当然ITIもであるッ!<(-.-#))。
 

倍々の法則?

Posted 6月 1st, 2013 by kimura Comments Off

 奇妙なことに「気になるもの」って、常に同じ価格帯ではなく、ある程度広い範囲に跨がっていることが多い。確固たる信念が無く脈絡がない証拠ってか??<撃沈。
 
 
 今春、ビンテージ品を入手し取りあえず使用しているのだが、やはりもっと大きいのが望ましい。オーダーする話でもないが、自分なりにイメージしている範囲のものが良いのだ。
 現時点で候補を絞ると実は3機種になる。一番高いヤツは当然新品で買うわけには行かないので中古価格を見て、二番目のリビルド品を見るとその半額。そしてその下はビンテージ品なのだが、付属品を含めると更にその半額。部屋の容量に余裕があればもう一台欲しい中古品が売りに出されているが、それは更にその半額。

 妄想しているタイミングが一番楽しい・・・(核爆)。

 なおこの画像は本文と直接関係はありません。念のため<爆