ニュース・やじうま: 2005年9月アーカイブ

 読売ジャイアンツの滝鼻オーナーが、一年契約・年棒10億円で阪神星野仙一オーナー付シニアディレクターに来期読売監督就任を要請したとのニュースがあった。

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 もはや読売一球団になんらこだわる意味も失せたこの時代、大リーグ同様いろいろな球団にOB以外の監督・コーチが就任することは大変好ましいことと思うのだが、このニュースの関しては若干批判的である。星野氏自体は、ご存じのように中日ドラゴンズ出身で、同球団の監督となり優勝まで導いた経歴を持つと共に、ドラフトで読売から指名を受けられなかったため打倒読売に全身全霊を傾けたとの逸話まである人物である。現在の阪神に移る時には、読売OBで名誉監督の長嶋氏から要請を受けたとの美談?もある。

 確かに現在最下位争いをし、Bクラス目前の成績になってしまっているのは、昔の栄光を知る関係者にとっては煮え湯を飲まされる想いであろう。だが冷静に見れば、他球団の逸材を金で買い込む体質に何ら変わりがない。若い監督さえ育てられない球団の体質から改善できない限り、誰を招聘しても同じだと思う。まるで官庁の体質改善が困難なのを見るようで、まことに興味深い。

 誰か本気で、読売をぶっ潰す!という輩が出てこない限りこのチームには未来がない。ただ誤解無いようにして頂きたいのは、私は全面的に小泉総理を支持しているわけではない。

 私は自他とも認めるアンチ・ジャイアンツ・ファンだから、今回の画像アップに関してかなり個人的に葛藤があったことを告白しておこう<撃沈

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