アニメ・コミック・SF・特撮: 2005年4月アーカイブ

Star Wars

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 とうとう、この壮大なSF物語も終結を迎える。

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 思い返せば、1978年(製作1977年)公開されたこの革新的なSF映画は、それまでのその概念を根底から覆すのに十二分なほどマニアックで衝撃的だった。正直、それまでのSF映画やTV番組が満足できる内容だったかと言えばNoだったが・・・  それまでにこの映画の、SFファンが夢見た映像がそれまでとは比べモノにならないくらい、的を得ていてマニアックでかつ感動的だったと言えよう。

 実は妙なところからこの映画の情報を入手した、いや聴くこととなった。FM放送(当時民放FM局は関東では旧FM東京しかなかった)のある番組で、ある噂の話が出て、そのカバーバージョンというか今で言うトリビュート版のMECOのシンセサイザー(な、懐かしい・・・)をフルに駆使したアルバムを入手したところから、この映画の存在を知ることとなった。

 続く第2作となった1980年「帝国の逆襲」は日本での公開前に、1977年にテレビ版を編集した映画バージョンで一気に火がついた「宇宙戦艦ヤマト」の映画版続編「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」の参考にもなった。さらに敵の親玉が主人公の父であったというのは、どこの世界でもネタらしく、ヤマトの作者の一人である松本零士の「銀河鉄道999」の続編でも同じ設定があり、いろいろ論議されたこともあった。

 実は私は大学卒業記念のアルバム委員でもあった。全体を四つの班に分け、それぞれにアルバム委員が二人づつ選任されたのだが、私の勝手で私の属したB班の表紙には、「帝国の逆襲」のいろいろなシーンをちりばめてある。同級生のB班のみんな、私の勝手な趣味で済みませ〜んっ!って今更言っても遅いか・・・m(__)m

 噂ではStarWarsは全9話で最初に公開された話がエピソード4「新たなる希望」、エピソード5「帝国の逆襲」エピソード6「ジェダイの復活」で取りあえず一段落した物語は、適役のダースベイダーの闇に陥るまでの前3作に、レイアの子供の時代を描いた後3作になると言われていたのだが、映画の製作に結局時間が掛かりすぎ原作者のジョージ・ルーカスの生きている内に完結させるため、全6話となったと聞く。4〜6話に登場する主人公ルーク・スカイウォーカーの名前の由来は、ルーカス自身からなのは有名な話。

 さて、最終話になるこのエピソード3「シスの復讐」だが、詳細はネタバレになるので避けるが、もうこれは悲劇の話である。ほんの些細な誤解から大きな疑惑となり子供を産んだ後死ぬパドメも気の毒だし、死にきれずダースベイダーとして復活するアナキンも悲劇だ。だからこそ、最終話のエンディングがより納得できる。映画はアメリカでは今年5/19、日本では7/9だ!

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