自虐ネタ

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 ホント、よその人から見たら「あんた、ばっかじゃないの?」。
  
 
 NikonもCanonもショールームが銀座にあるせいで、新製品のチェックにはあまり不便を感じなかったが、Olympusのショールームがまさかあんなところ(失礼)とは。・・・神田小川町ね。 
  
 
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 当然昨今のOlympus話題と言えば、E-P1
 
 かつてのハーフサイズ一眼レフPenFを彷彿とさせるコンセプトで盛り上がっているようだ。実は私も興味があり、実機が気になっていた。どんなにコンパクトか?
 
 
 感想の前に、ショールームに到着した時点ですでに4名のマニア?が社員にあれこれ質問を浴びせていたのと、実機が4台だったため、混雑時には5分程度でという案内にもかかわらず20分以上待たされてしまった。
 
 もうこの時点で、私のへそが曲がっていた事は否定はしない。
 
 さらに「おまいら、ばっか、だろー!」と叫ぶ寸前だったことも白状してしまおう。今思うと、ちゃんと言ってやった方が人類のためになったに違いなかった(ウソ)。
 
 
 全く世の中のマニア風情?は、非常識というか、独りよがりというか、さいてーと言うか、ばっかばかり。特に4/3ユーザーは変わっている奴らばっかだ。 

 予約してあるとか言ってショールームでいじくり回しているヤツって、まずサイテーその1だ。別にNikon D3やCanon EOS1Dじゃあるまいし、そもそもそんなに高いカメラじゃねーって。予約したなら来るまで待ってろーっての。ウザイ。
 背伸びE-3が晴れの日番長、なんて誰も気にしてないよ。だいたい、4/3なんて多くのカメラマン御用達じゃない。センサーがAPScなんて35mmライカサイズから見たら中途半端だったのと、高価だったのもハーフサイズセンサー、つまり4/3が登場した背景にある。けど一部のアホ?らが望んだように、センサー生産技術が向上しフルサイズさえかなり手頃に手に入る時代となってしまったのも4/3には逆風だった。お気の毒。
 
 Olympusの企画が最もばっかだったのは、ハーフサイズセンサーにも関わらず他のAPSc機とほとんど変わらないか、あるいは(なんちゃって)プロ用と称する高額なレンズを揃えて背伸びしたことだ。そもそもOlympus PenFなんてほとんど世間で見向きもされなかった機種だし(少なくとも私には)、(O)M-1や多くのPenは小型軽量で35mmサイズが使えることが最大の売りだったはず。ニッチにはニッチの使命を果たせ!身の程知らず。
 
 
 だ・か・ら、マイクロ4/3、実は本当にあるべき4/3の姿に過ぎなくて、今までの4/3が奇形だったのだ。そしてPanasonic DCM-G(H)-1の好評につられ、本来Olympusがあるべき姿に戻った、だけ。他人の努力に便乗した、としか思えない体たらく。そんなことも判らずに、背伸びしてAPScと張り合っっている無駄に、私は大笑い飛ばしてやる。けっ!。 
 
 
 個人の好き勝手なBlogだけど、書いていて不愉快なほどクソなネタだ。期間限定で消してしまおう…
 
 
 
 さてようやくE-P1の感想。苦笑
 
 実機は彼が言うように、思ったよりも重くしっかり「詰まっている」感じだ。だが、悪くはない。もう少し軽くても良いかも、とも思うが、質量はシャッターぶれに多少役に立つだろう。そもそもカメラ自体にファインダーがないので、いわゆるケータイスタイルで背面のモニターだけが頼りなので、かなり不安定。結構チープな感じの光学ファインダーを第一選択にした方が良いかも、だ。
 一方携行性に優れるのかというと、これはびみょー。パンケーキレンズでは、それなりに良さげだが、レンズキャップがごく普通というか石器時代のままなので、少なくともともこれぐらいの工夫があっても良かったんじゃないか?。さすがにパンケーキレンズだったらPentaxの方が扱いが上手い。それに、なんでもレトロっぽい、というのも能力なさ過ぎ。レトロを突き詰めるんだったら、Laica M8かEpson R-D1xGの方がまだ判りやすい。まあコイツらに比べれば、かなりお安めだからちょっとは許そうwww。
 
 
 外部フラッシュと光学ビューファインダーは、それなり。と言うか、外付けなので多少大きくても機能的に優れたもの、例えばバウンス対応の配慮が欲しかった。やはり企画に、こだわった社員がいないのが良くも悪くもこの会社の実態なんだろう。今やコンパクトでバウンスもできるが当たり前になってきているのだ。
 
 キットレンズも試したが、コンパクトに拘ったためかズーム比も高くないし起動時および収納時に手動で動かさないとならないのが疑問点。コンパクトさとのトレードオフ。こんな手間が必要で、あえてズームの必要性があったのだろうか? 
 
 一方、少々不格好なフォーサーズアダプターを介して4/3レンズを試したが、コンパクトさには欠けるとは言え意外に使えて格好良い組み合わせのレンズが何本かあったのは感心した。
 だから私なら、パンケーキのキットを選ぶ。それにこれ一台でまかなうために、高倍率ズームと室内用の超ワイド(ズーム)と少々大きめのストロボを選ぶ。ケースなど不要。かっちょわりぃ〜。

 
 マイクロフォーサーズ、ようやくいろいろな面白味が出始めたようだが、まず「デジタル一眼カメラ」と言う曖昧で偽善的な命名は撤回すべきだろう。あまりにも低能過ぎる!。
 機能的には動画を含めいろいろ可能になってきているが、現在のトレンドとはいえこういう形態のカメラに果たして動画が必要かどうかははなはだ疑問。おまけ程度にして欲しい。こういうデザインを取った意味を否定しているとしか思えないし、そういう機能を望むバカどもにも辟易する。大きなシャッター音とまだまだ多い暗部ノイズ、迷うAFやコンパクトデジカメの延長のような性能では困るのだ。
 
 APScやフルサイズが、もはやフィルムではあり得ない高感度画像や、高細密画像を当たり前にしている現状では、立ち位置に迷い続けているうちに技術まで取り残されてしまった「ハーフサイズセンサー」の悲壮が感じられる。
 
 
 お小遣いに余裕のある人が遊びで買うカメラか、何も知らない何も持っていない人が何とはなしに買うカメラだろう。これしきで、蘊蓄たれるな、4/3信者、オリンパス!
 
 もう一度あえて言おう、「あんた、ばっかじゃないの?」
 最初からこういう道を歩むべきだったのよ。4/3なんか決してプロ用じゃないし、好き者がスタイルだけで、あるいはレトロを感じさせながら楽しむカメラ。絵張れるほどの性能でもない。身の程わきまえなさい、って!!
  
 

このブログ記事について

このページは、kimuraが2009年6月25日 15:43に書いたブログ記事です。

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