2005年6月アーカイブ

Macユーザー

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 昨日は日本歯科医師会主催、生涯研修セミナーが千葉県歯科医師会館で開催された。今年より、県単位ではなく、全国をブロックで分け、開催地を決めその他の県には講演ダイジェスト版であるDVDを配布すると言うことになった。確かに講師の負担も減るし、各県の学術委員/生涯研修委員の負担も減るであろう。テーマは「メインテナンスを考える」ということで、講演順に内山茂先生、北川原健先生、鈴木尚先生だった。

 驚くべき事は、3先生ともお持ちになったパソコンが全てMacだったと言うことだ。

少々唐突過ぎる話題なので、若干解説しましょう・・・ 
 実はこの事実の前に、Mactelの話があったのだが、柏の今村先生が「東歯ってMac(使う先生)多いよね」と言う話があった。私としてはそうとも思えないし、むしろ実際は金子一芳先生に影響を受けた人たちのほとんどが、Macユーザーなんだろうと思っている。だから東歯だからと言ってMacユーザーが多いなんてあまり感じていないの。そもそも内山先生と北川原先生は医科歯科大だし、鈴木先生は日大でしょう。

 私が属するこの委員会でも、メインマシンはMacだがと言う先生は二人。でも林先生は明海大だし、佐藤先生は日歯大。だが、どちらもモバイルはVAIOノートだ。
 話題が少しそれるが、当委員会で持ち込まれるノートパソコンは、VAIOノートが3名、富士通LOOXSが2名、DynabookとPowerBook(私)が1名づつ。残りのお二人はパソコン嫌い派<笑。救歯会ではVaioノートが大勢力でThnikPad派とPowerBook/iBookユーザーが拮抗している感じですな。いずれにせよVAIOノート強し!ってな感じです。

 既に私的には大ニュースのAppleのIntel CPU採用だが、困っていることもある。アルバイト先のパソコンの件だ。ここでは当院で使用しなくなったiMacG3を使用していたのだが、その代替えにかなり悩んでいる。
(↓今は亡き初代型iMacG3 DV。意外にHDDとブラウン管のうなりがうるさかった。それにファンレスなので熱がこもって・・・)

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 デザインもさることながら、当時としてはかなり使えたパソコンだが、OS9ということもありメインマシンとの整合性に問題が起こり始めた。幸い再就職先が決まっていたので、処分は問題なかったのだが代わりが決まらない。実は1ヶ月前まではiMacG5で決まっていたし、アップデートされてBluetoothも内蔵され、割引無しのBTOで購入しなくても良くなったと喜んでいたばかりだった。
  Windowsが使えることが果たしてMacユーザーに有利かと言えば、私はYesと答える。そもそもパソコン機器はWindowsの使用が基本でMacをサポートしている方が少ない、と言うか良心的な企業だけがMacユーザーにも目をかけてくれていると言うのが現状なのだ。ここでは、特に冷たい企業としてはCanonを筆頭に記載しておく。ここの複合機は全てMac非対応であるため、矢田は好きだが興味はなくなった(自爆)。現在最も注目しているのはHPである。

 さて本題にもどり、現状でモバイル用に使っているPowerBookを代用しているが、画像を扱うことや画面の大きさを考えるとやはり役不足。むしろiBookの方が安く高性能だったりするわけだが、あのデザインはどうも好きになれない。Mac miniもここではかえって場所の確保とケーブルの取り回しに困るだけ、ましてやPower Macなど置けるスペースなどないのだ。したがってモニター一体型のiMacが最適なのだが、何故か躊躇している。例えば安価だと言われているMac miniだがモニターと周辺機器を一緒に購入すれば、17"は到底ムリとしても15"のPowerBookG4とあまり変わらぬ価格に跳ね上がってしまうのである。余っているモニターを持ってゆくにせよ、新しいPowerBookを買う気には何故かならない。来年になればMactelノートが登場するからでもある。まあ、製品が落ち着くまでには1〜2年はかかるだろうが・・・。
 
 さて、6/24付けのAPPLE LINKAGE によれば最初のMactelがiMacとMac miniであると、Macworld UKで掲載されたアナリストの予測を掲載している。しかし私は現在G5のiMacには搭載されないと見ている。他の予測にもあったが、おそらく現在G4チップが搭載され64-bitOSを完全にサポートしなくてもまだかまわないノートとMac miniであろうと。そして来年以降に登場する新しいIntelチップにより、64-bitに十分対応できるMactelが登場すると思うのだ。

 さて、来年まで待つかと言えば、モバイル用ノートは待つ!つもりだ<笑。だが、さしあたってのこの事態、やはり待てそうもない。従って、9月にアップデートを予測されているiBookを睨みながら、やっぱりiMacG5が順当なところなんだろうな〜。あーだ、こーだ書き連ねて、結局これかい?って情けない突っ込みをする自分(泣)。

 

 救歯会のメンバーの間では、X線設備のデジタル化が静かな話題となっている。移転を予定している会員、開業・改装を予定している会員など、当然設備機材の新規購入または入れ替えを必要としているわけだ。

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 X線設備のデジタル化にはいろいろなメリットがある。
 第一に線量の低減が挙げられよう。最大1/10とまで言われているが、たとえそこまで低減されなくとも、数%でも低減される方が望ましいのは放射線防護の立場から視れば明らかなことだ。現在新規開業をはじめ新たにレントゲン装置を設置する場合には、防護壁を備えた専用の部屋が必要となるが、線量の極めて少ない口内法用のデジタル機器に関しては、天井など完全に遮蔽しなくても十分防護出来れば認可も可能な場合があると聞く。
 第二は廃棄物の低減である。基本的にレントゲンフィルム(フィルム本体・パッケージ・口内法の場合は鉛・断層撮影の場合は増感紙&カセッテ)、そして現像・定着液。これら廃液など全ては産業廃棄物として専門の業者に有料で回収を依頼しなくてはならない。
 第三は現像設備で、医院によっては専用の現像室が設備されていることもあろうが、私の感覚では自動現像機を使用されている方が多数派であろう。この管理・清掃も手間がかかる。現像室の壁や排水および換気扇に相当の腐食が生じるのもある意味仕方がないことでもある。

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蛇足だが、当院では口内法の撮影済みフィルムを小型デジカメで撮影し、テレビで拡大投影し診断・説明用に使用しているが、この半年どうもテレビの調子がおかしい。カードを読み取らないのだ。いろいろ考えたのだがわからずにいた。ただ、読み取りが悪い。接点がおかしいのか?と言うことで、どうもPCカードアダプタの接触不良らしいのだが、・・・!実は定着済みで持ち込んでいる環境が悪かったらしく、定着液の影響でスタンドのそばに常駐しておいたPCカードアダプタの接点が腐食してしまったようなのだ<泣。うかつなことだが、それほどこれら薬液の影響があるとは想像もしなかった。
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 その他にもいろいろあろうが、これらは全てデジタル化により改善されることが多い項目である。

 レントゲン撮影のデジタル化には、現在フィルムをイメージングプレートに置き換えそれを専用スキャナーに読み取りデジタルデータ化する方法とCCDセンサーにより直接デジタルデータへ変換する方法とがある。どちらも似たような価格だが、汎用性から言えば前者が有利で、画質では後者が有利と聞く。まあ、私のように現像済みフィルムをデジカメで撮影して取り込むというのも方法論としては有りなのだが、いわゆるデジタルレントゲンという話ではないようだ。

 ところがこのデジタル化、とても良さそうに思えるのだが実は大きな落とし穴がいくつかある。

 まず第一はデジタル化するための専用設備が必要であるという点。特に昨今はユニットにモニターを設置して、レセプト出力の可能なカルテソフトと共にこれらデジタルレントゲン・データを表示させるのがトレンドだ。つまりユニット分のパソコンとモニターを揃え、サーバーを別に設置する必要がある。と言うことは、撮影にも閲覧にも、システム自体を起動させなくてはならない。また、特にCCDセンサーの場合は取りあえず撮影だけして・・・と言うわけにはいかない。実は産業廃棄物でもある撮影済みフィルムはこの上ない利便性を兼ね備えている事に気づく。カバンやファイルからおもむろに取り出して照明にかざしながら〜なんていう技はムリになる事を覚悟しなくてはならない。その代わり、ノートパソコンに予めデータを入れておき・・・という事が必要になる。ただし、前述のカルテソフトがノートパソコンで持ち出し可能なのかは私は知らない。と、なれば画像データのみを抽出する手間もかかると・・・。
この項目には機材の設置と費用という点も挙げておこう。
 第二は画質の問題である。これは医科領域でも相当問題になっているようだが、基本的に解像度の問題でセンサー側とモニター側とそれぞれにあるようだ。
  例えば医科領域で有名なDomeの縦型GrayモニターC5i、文字通りグレースケールのみの表示で2,560×2,048pixelsもの解像度をもつ。しかし、これとてフィルムの解像度に到達していないとの評価である。ちなみに価格はEpinions.comというサイトでなんと$12,958.00!(単純に換算して¥140万以上・・・もはや30"CinemaDisplayの比ではない)

 現在、私は千葉県歯科医師会の某委員会に属している。また、救歯会という勉強会の会員であり、僭越ながら今年は座長を命ぜられている。さらに大学の研究室のOB会の幹事にもなってしまっている。特に最初の県歯の委員会での資料は気が遠くなりそうな量があり、およそ3ヶ月に2回ほどの委員会では前回資料をも含む膨大な紙資料が配付される。

 昨年後半から、資料のあまりの多さと管理に行き詰まり、ペーパーレス化を試みている。と言っても手作業でフラットベッド・スキャナーで書類をPDF化しているに過ぎないのだが・・・。

 まず良かった点だが、多くの資料、特に量が多ければなおさらだし、さらに過去の資料を見つけ出す時にその威力を見せる。ファイルの容量もわずかなので、外部接続用のHDDでなくとも、容量の少ないノートパソコンの内蔵HDDでも事足りるのが素晴らし。

 一方、弱点としては第一にパソコンがないと全く意味をなさないばかりか、起動していて初めて役に立つという点だ。これは常に起動状態にあらねばならないので、ノートパソコンにとって極めて辛い問題となる。更にAcrobatなどの専用ソフトの起動条件も必要条件となるが、Adobeの戦略であろうが、PDFファイルがOSのデフォルトのソフトで閲覧できるようになるそうだが・・・。さらにスキャナーに取り込む手間も面倒だ。根本的にパソコンで作製されているのだから、二度手間ばかりでなく全く無駄の集まりだ。現在ADF内蔵のオールインワン・プリンターを導入を検討中である。

10GB MicroDrive

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 東北大学電気通信研究所 は、商品名MicroDriveと呼ばれる1インチサイズのHDDの容量10GBの試作に成功した。現在の最高容量である、日立6GB/Seagateの8GBを越えて138 Gbits/inch2の世界最高記録密度となった。

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(元の画像から、職業柄爪が伸びているのは汚らしいのでカットして使用しております。悪しからずに)

このプロジェクトは1Tbits/inch2を目標にしているため、単純計算で約7倍の70GBが目標値となる。もちろん消費電力の問題があるだろうが、デジカメだろうがノートパソコンだろうがPDAだろうがケータイだろうが恐ろしい記憶容量が、しかも容易に取り外しして交換できることになる。
 こうなるとMac miniどころではなく、まさにモバイルPCならぬ超とは言えないがminiを越えた小型PCが実現することになる。もちろん価格と消費電力次第だが、モバイルタイプにはタイプIIのCFスロットルがあれば交換自由だ。

続)Intel Mac

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 私的にはもう期待値十分なニュースだったが、その方面の各コラムを読むと、Appleは当に背水の陣だったようだ。新しいIntel Macともいくべき新しいMacに期待をかけたいのだが、その中でもLeopardとLonghornデュアルブートという可能性に個人的にもっとも惹かれる。

 仕事(とわざわざ言わなくても、バレバレか?)仲間も含めて、Macを使っている人は少数派である。ましてや仕事を離れればMacユーザーを見つけるのが不可能なくらいである。なぜMacなの?に対しての明確な回答はできないが、まずそのインターフェイスの取り組みやすさが真っ先に挙げられよう。で、次がデザインかな・・・。そして様々な、かなり文句もあるけど(気に入って使っているものに.Macに連動させたiCalなどの)「おもてなし」ソフトも魅力的なものがある(多いとは言わないよ)。だから安価で動作が速く他との互換性にも有利だろうから、PhotoshopやOfficeなどはWindows用を使うことになるだろうけれど、ベースのソフトは従来のものを引き継ぐだろう。たとえLonghornが限りなくLeopardに近くなろうが・・・。そんな魅力をMacは持っていると言わざるを得ないとしか言えない。もう宗教化しているのかもしれない<大汗。

 別に布教活動を行おうなんて決して思わないけど、これなら家族用に買い増してもみんなが満足できるもんね。って、不満を言っているのは、実は絶対少数派のオヤジだけだったりして・・・

  驚くことに、噂は実現に至った!

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5年前よりIntel x86プロセッサーとPowerPCプロセッサーの両方で動くようにソフトウエアは開発されてきたようだ。来年初号機が登場し、約2年で移行完了予定。開発は、有りとあらゆる可能性を考えるはずなので、驚きには値しないが・・・。

 やはり昨年秋にG5が3GHZを達成できなかったこと、ノートの搭載できるプロセッサーが開発できなかったことが原因と思われる。

 もはやこうなったら、なんでも有りかも!AMDプロセッサー搭載も十分可能性がある・・・。アフターサービスがきちんと出来さえすれば、高性能は大歓迎さ!

 Steve Jobsがデモした「Intel入ってるMac」って、どんなんだろう?PhotoshopとMS Officeを早速動かしたそうだ。

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 いやはや、嘘のような幻のような・・・ガセであって欲しいと思う反面、いっそ加速しまくれ!ってな感じですな。本当かね、AppleがIntel製CPUを搭載するっていう発表。更にAMD製CPUも検討中とか。本当だったらIBM真っ青ですな。
 
 て言うか、もはやPowerPCがゲーム用と特化しつつある現状では、IBMもAppleがそんなには大切ではなくなったし、Appleも性能の上がらないIBMでは(と言ってもその件ではIntelも同じなんだけどな)納得が行かなくなった、と言う感じなんでしょうね〜。
 噂によると、取りあえずMac miniとノートからと言うので、かなり楽しみは楽しみですが、iPodの再戦でVAIOとまた一悶着ありそうかな?。さらに「それ用」のソフトが必要になるかと思うと、気が重い。どうせいづれアップグレードに金がかかるのは一緒か・・・(とほほ)。

ブレーキ

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 Pentax*ist DNやMS Windows次期OSの話もしたいのだが、考えがまとまっていないのでまたいつの日か・・・。

 クルマの話で恐縮だが、当家には2台のクルマ、実家にも母が乗るクルマが1台ある。

実はこの前の週末、両親を連れて箱根に行ってきた。と、ただ聞けば優雅な週末を送ったの様に聞こえるが、実は要介護老人の父のリハビリ目的で風呂に浸かりにヘルパーしてきたと言うわけだ。私の愛?車は4ドアながら、実際人様をお乗せするクルマではない(汗)し、もう一台は妻のほぼ専用になっているので、必然的に両親を乗せるクルマは母のクルマになる。
 そのクルマはトヨタの某セダンなのだが、その車種になってかれこれ3台目だ。初代はまだまだバブリーな時代に登場し、世界中の自動車メーカーをある意味騒然とさせた、そういうクルマだった。手作りに近く、確かにいろいろな点に不満はあったものの、それまで乗ってきた国産車の既成概念を越えるものがあった。
 だが例え¥3,000万のロールスでも、毎日使って10年もすればくたびれてくるように、そんな高級車も足代わりではやがては買い換えられる運命にある。と言うわけで数年前に買い換えられた現行型だが、母ばかりかそれに乗った全ての人間に不評だ。アクセルが渋くスムースでなく、ブレーキがまるでエアを噛んだように効きが悪い。販売店の担当者に言わせると、どうもそういう風に作ってあるとのことだが、全く納得が行かない。ブレーキは最初に乗った時は本当に驚くが、全く効かない訳ではなく、踏み込むとようやくじわ〜っと効く。しかしポンピングいてやれば、何ら違和感無しに効き始めるところが何とも不愉快だ。何か昔似たような経験をしたと思ったら、30年くらい前に家で所有していた初代WV GOLF。コイツがまた凄くって、アクセルとブレーキの高さが同じな上、アクセルがものすごく渋くて重い、それでいてブレーキは効き始めが遅いときた。一番最初に乗ってバックした時、ブレーキを踏みながら・・・と思ったら実はアクセルで、猛然とバックし始め肝を冷やした。当時AUDIの急発進事件などが話題になっていた時で、まさにそれに類する事件だったのだ。その後某所で左ハンドルのGOLF、かなり後になって右ハンドルのAUDIに試乗する機会があったが、どれも違和感はなかった。恐らく右ハンドル化に手を抜いたため、アクセルペダルの取り回しと位置の整合性、更にブレーキマスターの取り付け位置と配管の長さによる影響だと推測した。だからいまだに左ハンドルで基本設計したクルマの右ハンドルバージョンには乗る気持ちが湧かない。ましてや左側通行で左ハンドル車を乗る危険行為などまっぴらゴメンだ。

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 さて、そんな変な某高級車にもそれなりに慣れてきたが<汗、定期点検と板金修理で戻ってきた同じメーカーの妻のクルマは、ブレーキ調整された結果敏感すぎるくらい効きが鋭くなり、アタシは憂鬱だ。果たして妻は気にしてるのだろうか?
 リコール隠しで今もその体質が変わっていない会社でユーザーとしては全く迷惑なのだが、多少効きが甘い感じでもアタシのブレンボの感触はそう悪くないぞ〜だ。

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続)ツバメ

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 なんと修正をしていたら、消してしまったようだ・・・とほほ

折角妹からコメントを貰ったのに・・・。仕方ないので、古い巣もご紹介しよう!
なお、最初にアップした日付ですので、悪しからず。

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