プリウスの親玉

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 HYBRID専用車の豪華版。
 
 
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 こちらにも試乗した。
 
 
 3代目Priusは今注文しても、春までには間に合わない。いや8月の時点ですでに3月に間に合わないと…。それなら少々高くても、と思う人たちがこれに殺到。ある自動車ジャーナリスト(中には自称「評論家」という怪しい連中も居るが)によれば、間もなくSAIと言うTOYOTA版が登場するらしいが…。
 
 
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 だがすでに春には間に合わない。恐れ入った。8月の時点では年内には間に合うとの話だったのに〜ぃ。
 
 やはりお金の払える人がいるというか、こういう方向に興味のある人たちが居るという話だ。確かにPriusはカジュアルな雰囲気で実質的なクルマだが、このHSはちょっとフォーマルにも使えそう。
 
 事実内装の雰囲気も高級風。
 
 
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 アイランド(孤島)風のセンタークラスターに、マウスというかトラックパッドの「リモートタッチ」の操作は良いとの評価だが、デザインはイマイチ。ごくわずかな操作時間での感想だが、マウス風のコントローラーはやや硬めの操作タッチで、位置が固定されるタイプ。個人的にはこういう形態は、絶対「ジョイスティック」でしょ。だからゲームパッドのように自動でニュートラルに戻るタイプが直感的と言える。Lexusちょっと勘違いかも。
  

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 正直最新型Priusにはまだ試乗していないが(今月末に実現する予定)、残念ながらこのHSは高級車としては少々役不足だ。Lexusでは高級車ではないと必ず言い訳すると思うが、一般世間でこの価格帯のクルマを大衆車とは言えない。だがほとんど同じような価格帯のISは、やや小型で装備も多少手加減しているとはいえ、それでも充分重厚で高級だ。但し乗り心地や乗り味が「高級」かは全く別だが。

 まずドアが薄く感じて安ぽい。ハイブリッド・エンジン&モーターの動力性能と遮音が不満。実に安っぽいエンジン音と加速の仕方に、かなり落胆。そして路面からのショック・タイヤノイズなどまだまだ未消化と言わなくてはならない。例えばTOYOTAで言えば夏の間1ヶ月借りていたマークXに到底及ばない。
 表面に革を縫いつけることが高級ではない。高級店で扱うモノが高級ではない。
 
 
 ただし二代目Priusで気になったというか最大欠点の一つ、Aピラーの視界制限はかなり改善されてその点は相当羨ましかった。

 

このブログ記事について

このページは、kimuraが2009年10月 5日 00:00に書いたブログ記事です。

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